2014年1月31日金曜日

『大脱出』(Escape Plan) 新年サム・ニール祭り

2014年は何ていい年なんだろう。
新年早々から、最愛のサム・ニールの雄姿が拝めるなんて!

サム・ニールの医者役ってあまり記憶になくて白衣が新鮮です。
ただ、役名に「Dr.」とついているの見たとき、つい、注射器を持ってニヤリと笑うサム・ニールや、血だらけの手術服のサム・ニールや、拷問具をもって拘束された囚人をいたぶってるサム・ニールや、怪しい人体実験をしているサム・ニール・・・・・・というのを妄想していました。
実際には、本当に普通の善意のお医者様。
いや、でも、あんな監獄に勤務しているわけだから、きっと過去に医療事故を起こしていたり、末期ガンの患者を違法に安楽死させたりしていて、弱みを握られて協力させられていたに違いない!
・・・・・・こんな私は、サム・ニールにとって本当に迷惑なファンだと思う(笑)

ちなみに私は所長役のジム・カヴィーセルも好きで、今回、TVドラマ「パーソン・オブ・インタレスト」でたまに出る凶悪笑顔が出ずっぱり。Wでプチ祭り気分でした。
でも私がキャスティングするなら、

 サム・ニール = 所長
 ジム・カヴィーセル = 武闘派サディスト医師

で、サム・ニールの所長室には、もちろん「Two Paddocks」のワインがワインセールに入ってるわけだ(笑)
蝶のかわりにワインを愛でるサム・ニール。
『デイブレイカー』と『透明人間』を合わせた感じの役作りでどうだろう?
それって最高~~!

はい。ここまで、ただの私の妄想です。
ごめんなさい。
サム・ニールの出番は、合計しても15分あったかどうかなのに、私の頭は妄想全開。
映画のクライマックスでもサム・ニールの安否を気遣ってしまう阿呆ぶり。
でも、すごく幸せでした。

・・・・・・『大脱出』はスライ&シュワの映画です。
わかってます、そんなこと。
硬派のスライと、コメディパート大得意のシュワのコンビは絶妙だし、一番オイシイ役をイスラム教徒にもってくるところもカッコイイ(確かにもうそういう映画が作られていいころだ)。
デジャヴが見えるほどキメたシーン、笑える見せ場も盛りだくさんで楽しかった。
でもさ、そんなことはみんなが語っているんだから、いまさら私がいうほどのことでもないのだよ。


ということで、今年も好き勝手なコトしか書きません(笑


↑パンフレットから。左目の鋭さが好きだ

2014年1月1日水曜日

2013年総括と明けましておめでとうございます

明けましておめでとうございます。
2013年は更新再開しつつも細々とした活動でした。
実際はUPした記事の倍以上は映画を観てましたし、下書きのみの残骸も多く残ってたりして・・・。
その一方で、観たかったのに見そこなった映画も数多く(『アイアン・フィスト』とか)。
2014年はしっかり見逃さずに観て、もう少しは更新しようと心も新たにしております(笑
実は、今年で40になります。人生折り返し地点です。
少しは真面目に考えねば(なにを?)

映画についてあれこれ書き始めたのは高校生の頃、媒体は同人誌でした。
就職したのちにはホームページを立ち上げ、一度中断して楽天ブログ、その後このBloggerに移ってきました。
かれこれ20年以上駄文を書いていますが、実はその期間にやっていないことがひとつあります。
「ランキング」「ベストテン」ってやつです。
私ごときが映画をランク付けするなんて・・・と長年思っておりました。
が。
最近になって『ベスト・オブ・映画欠席裁判』を読みまして、この中に「ベストテン選出とは自己表現であり政治である」というサブタイトルがあって、ここで町山智浩氏や柳下毅一郎氏が「好きな映画で人格を判断」「一種の思想の表明、政治的行為」と吠えてらっしゃるので、ちょっと考え方が変わったのです。
「ランキング」とは映画の良しあしを採点したものではなく、宣言なのだということであれば、これは私もするべきではなかろうかと。

ということで、2013年のベストテンを、もう年はあけちゃいましたが、軽く総括させていただきます。
ちなみに、ブログの記事にしてないものが多いのはご勘弁ください。

1位『パシフィック・リム
   正直、これ1本でランキング10位分占めてるような気もする。
   結局4回観て、ブルーレイも予約して買った。ノベライズも買った(多分コミックも買う)。
   『パシフィック・リム』以後で、自分の中で映画への対峙の仕方が原点に戻りつつある。
   すなわち、「こんな映画が観たかった!」と「こんな映画観たことない!」。
   映画とは、このうえなくゴージャスな見世物小屋だ!!!

2位『ゼロ・グラヴィティ』
   2013年最後に観た映画が、堂々2位。IMAXで観れた私は幸せ者。
   『パシフィック・リム』が「観たかった!」映画なら、これは「観たことない!」映画。
   痛烈なまでに「生きていたい」という感情が自分の中に湧き上がるのを感じて、
   涙した(死にそうなくらい怖かったせいだともいう)。

3位『ラスト・スタンド』
   マーシャル・アーツも華麗なガン・ファイトも好き。
   でも、やっぱりアクションの基本は、肉弾戦。
   堂々と老いた姿をさらしつつ、人生経験混みの肉体でイケメン悪党を圧倒する
   ラストの戦いは感動的。脇役たちも定番で好きだ。

4位『アイアンマン3
   装着音が最高だ!!
   『ラスト・スタンド』と悩んだあげく、トニー・スタークがいつもより暗い分、4位。

5位『オブリビオン
   好きなものが好きな感じに描かれている、心温まる映画。
   ノスタルジー満載(笑

6位『ビトレイヤー』
   映画が好きというより、タムナスさん(ジェームズ・マカヴォイを私はこうよぶ)の
   凶悪な顔が好き(笑)

7位『トランス』
   だから、タムナスさんがわるーい目つきをしているのが好き(笑
   もし『フィルス』も見ていたら、ランクインしただろう。。。

8位『ジャンゴ』
   西部劇をタラちゃんが解釈するとこうなるんだなーって思うと、微笑ましい。
   そして結構真面目に、奴隷制度について考えてしまったので。

9位『ゼロ・ダーク・サーティ
   脳裏にこびりついて離れない、悪夢映画。
   そして働く女としての共感がプラス。

10位『テッド
   自分の姿を正面から観る喜びと苦痛の共存している映画。
   それに、マーク・ウォルバークのアホ面がやっぱり好きだ。


あー・・・私って・・・

2014年も、「私好みの映画」をたくさん観れますように